医療法人社団レニア会 お知らせ

■ 東久留米市長に受動喫煙対策について申し入れをしました。

2017-09-15

時々、アルテミスの前の道路で、病院前なのに平気でタバコを吸う人がいます。注意したいのですが、病院前は路上喫煙禁止区域になっていないので注意できません。そこで、9月4日、東久留米市に以下の申入れをしました。市役所からは書面の回答を頂くことになっていますので、回答があり次第アップします。市議会でも検討してもらえるそうです。
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1. アルテミスウィメンズホスピタル前の路上を速やかに禁煙とし、違反者に罰則を科すること
2. 東久留米市の全路上および屋内を全面禁煙とする罰則付きの条例を定めること
3. 受動喫煙の害を訴え、路上喫煙防止を推進する啓蒙活動を強化すること
4. 市役所職員の卒煙を推進すること
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全国の自治体に比較し、受動喫煙対策が立ち遅れていると言われる東久留米市が、これを機に受動喫煙対策を強化して、女性や子供が安心して暮らせる街に、そして移り住みたいと思えるような街になってもらいたいです。 以下に、申入書の全文を掲載します。少し長文ですが、是非お読み下さい。

---東久留米市への申入書---
2017年9月4日
東久留米市 市長 並木克巳様

当会は、貴市役所に対し、東久留米市にある当会経営のアルテミス ウィメンズ ホスピタル(以下、アルテミス)前の路上を速やかに罰則付きの路上喫煙防止区域とし、あわせて受動喫煙等タバコの害から市民を守る取り組みを強化することを申し入れます。以下に趣旨および申入れ事項を記載いたします。

アルテミスは2014年に「女性と子供のための病院」として開院しました。以来、産婦人科、女性内科、女性専門外来、乳腺外科、消化器科、そして小児科に、女性、新生児、乳幼児、幼児、児童等あわせ一日約200名の患者が通院しています。産科では出産件数は年間1,400件を超えていることから、多いときは100名を超える妊婦が通院します。しかしながら、病院前が禁煙とされていないため、病院前で喫煙をする者が後を絶たず、通院する女性や子供達が日常的に受動喫煙やタバコの火による火傷の危険にさらされています。喫煙者を見かけると職員が喫煙を控えるようにお願いしていますが、規則の裏付けがないので、喫煙者に強い態度で出られると為す術がありません。

今日では受動喫煙の害は広く知られていますが、その有害性に鑑みるならば、病院の前の路上が禁煙でなければならないのは当然のことです。2016年8月31日に国立癌研究センターは、日本人非喫煙者を対象とした受動喫煙と肺がんの関係についてのメタアナリシス研究を実施し、受動喫煙のある人は受動喫煙がない人に比べて肺がんになるリスクが約1.3倍になると発表しました。また、同センターによると受動喫煙は、肺がんだけでなく循環器疾患、呼吸器疾患、乳幼児突然死症候群などにも影響することが科学的に確立しています。その他、喘息や受動喫煙症の患者達にとって受動喫煙の有害な影響は深刻な問題です。病院は妊婦や子供や様々な身体症状を持つ人々が出産や病気治療のために通う場所であり、受動喫煙の規制は必要不可欠なものです。さらに、路上喫煙にはタバコの火による火傷の危険もあります。アルテミスの前の道は通学路にもなっていて、小児科受診する子供だけでなく多くの通学の子供が往来します。路上喫煙者が持つタバコの火は、ちょうど子供の顔の高さにあり、子供の顔や頭に火傷を負わせかねない危険なものです。このことからもアルテミス前を路上喫煙禁止区域とすることは喫緊の課題です。

しかるに、貴市役所職員は、受動喫煙対策をお願いした当会職員に対して「病院はアルテミスだけではない」「全ての施設周辺を禁止区域にはできない」と述べるのみで、残念ながら積極な対策を講じる姿勢は感じられませんでした。東久留米市には「東久留米市ポイ捨て等の防止及び路上喫煙の規制に関する条例」があります。この条例は、タバコの吸い殻というゴミで街をよごさないようにという趣旨のものであり、路上喫煙問題を受動喫煙や火傷による市民の健康被害の問題として捉えたものではありません。かかる東久留米市の対応は全国の自治体の取り組みと比較すると著しく立ち遅れていると言わざるを得ません。今日、全国の自治体の受動喫煙対策を見れば、神奈川県や北九州市をはじめ多くの自治体が、市民の健康問題として受動喫煙対策に力を入れています。東京都においては、本年8月29日、弁護士であり都民ファーストの会所属の都議会議員である岡本こうき氏が受動喫煙問題について記者会見をし、「受動喫煙は他者危害」「子供の前での喫煙は児童虐待」との見解を示しました。都民ファーストの会は、この観点から「子どもを受動喫煙から守る条例」を都議会に提出しようとしています。

並木克巳東久留米市長は「安心して子どもを産み育てることができ、子ども自身ものび のびと成長することができる環境づくりは大切であります。」と仰っています。妊婦や子供をタバコによる健康被害や火傷の危険にさらさないことこそ、市長の理想の実現のための必須の課題ではないでしょうか。また、貴市役所には少なからぬ数の喫煙者がいると聞いています。民間企業の中には、従業員の健康促進、生産性向上、接客のクォリティ向上等の目的で喫煙者の雇用を制限する企業が増えてきました。また「禁煙者と喫煙者で休憩時間に差がある」との理由から非喫煙者に喫煙者より年間6日多く有給休暇を与える試みをしている企業もあります。市民をタバコの害から守る役割を担っている市役所職員の皆様には、範たるべく、進んで卒煙に取り組んで頂きたく存じます。

医療法人社団レニア会は、東久留米市に確固たる喫煙対策を取っていただき、東久留米市を日本全国に誇れる町にしていただきたいとの願いをこめ下記を申し入れます。なお、本年9月15日までに誠意ある回答を頂きたくお願い申し上げます。

      記

1. アルテミスウィメンズホスピタル前の路上を速やかに禁煙とし、違反者に罰則を科すること
2. 東久留米市の全路上および屋内を全面禁煙とする罰則付きの条例を定めること
3. 受動喫煙の害を訴え、路上喫煙防止を推進する啓蒙活動を強化すること
4. 市役所職員の卒煙を推進すること
                 以上


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